2024年5月にシマノの「23 SLX DC 70HG」を購入してから、2年以上バス釣りで使ってきました。

私が主に組み合わせているロッドは、ダイワのBLAZON C610M-2。

ラインにはシーガー R18 フロロリミテッドの12lbまたは14lbを使用しています。

23 SLX DCを使っていて感じる大きな魅力は、十分な飛距離が出ることと、比較的手を出しやすい価格帯ながらDCブレーキを搭載していることです。

一方、DCだからといって、何も考えずに投げてもバックラッシュしないわけではありません。

特に軽いルアーや向かい風では、今でもキャストに気を使います。

この記事では、23 SLX DC 70HGを2年以上実際に使ってきた経験から、飛距離や投げやすいルアー重量、DCブレーキ、バックラッシュ、耐久性などについて紹介します。

23 SLX DC 70HGの主なスペック

私が使用しているのは23 SLX DCの70HGです。

シマノ公式サイトに掲載されている主なスペックは以下の通りです。

項目23 SLX DC 70HG
ギア比7.2
最大ドラグ力5.5kg
自重200g
スプール径/幅33mm/21mm
糸巻量12lb-100m、14lb-90m、16lb-80m、20lb-65m
最大巻上長75cm
ハンドル長42mm
ベアリング数6/1
ブレーキシステムI-DC4

23 SLX DCにはMGLスプールIIIとI-DC4が採用されています。

ここからはスペック表だけでは分からない、実際に2年以上使って感じたことを書いていきます。

BLAZON C610M+フロロ12〜14lbで使用

私が23 SLX DC 70HGと主に組み合わせているロッドは、BLAZON C610M-2です。

ラインはシーガー R18 フロロリミテッドの12lbまたは14lb。

この組み合わせで、クランクベイト、スピナーベイト、トップウォーターなどを中心に使っています。

具体的には、

・OSP ブリッツMR
・ボトムアップ ビーブル 3/8oz・1/2oz
・MEGABASS POPMAX
・OSP ROMANCE
・deps NZ Crawler Jr.

などです。

1台で比較的幅広いルアーを投げています。

私が組み合わせているBLAZON C610M-2についても、2年以上使った実釣レビューを別の記事で紹介しています。1/2ozの巻物を中心に、キャスト時の使用感や魚を掛けたときのパワー、6ft10inという長さについて詳しくまとめています。 

→ BLAZON C610M-2を2年以上使った実釣レビュー|1/2ozの巻物を中心に使った感想

3/8〜3/4ozあたりが気持ちよく投げられる

私の使い方では、3/8〜3/4oz程度のルアーが特に気持ちよくキャストできます。

もちろん、キャストの感覚はロッドやライン、ルアーの空気抵抗、ブレーキ設定などによって変わります。

そのため「23 SLX DCなら3/8〜3/4ozがベスト」と一般化するつもりはありません。

あくまでBLAZON C610M-2にフロロ12〜14lbを合わせた、私の使用環境での感想です。

この範囲のルアーでは十分な飛距離が出ており、普段のバス釣りで飛距離に大きな不満を感じることはありません。

1/4ozも、もう少し気持ちよく投げられたらよかった

一方で、個人的に少し不満なのが軽量側です。

できれば1/4oz程度のルアーまで、もう少し気持ちよくキャストできればよかったと思っています。

23 SLX DCはMGLスプールIIIを搭載していますが、実際の投げやすさはリールだけで決まるものではありません。

私が使っているBLAZON C610M-2やフロロ12〜14lbとの組み合わせでは、1/4ozよりも3/8oz以上の方が明らかに気持ちよく投げられると感じています。

軽量ルアーを中心に使いたい場合は、リールだけでなく、組み合わせるロッドやラインも含めて考えた方がいいでしょう。

DCの恩恵でバックラッシュはかなり減らせている

23 SLX DCを使うメリットとして感じているのが、DCブレーキです。

私の感覚では、DCの恩恵によってバックラッシュはかなり減らせています。

キャスト時にブレーキを電子制御してくれることによる安心感もあります。

ただし、

「DCならバックラッシュしない」

とは思っていません。

DCでもバックラッシュは起こる

2年以上使っていても、向かい風や軽いルアーを投げるときには結構気を使います。

また、DCに任せて何も考えずにキャストすると、大きなバックラッシュを起こすこともあります。

私が意識しているのは、キャスト中のサミングだけではありません。

ルアーを回収するときにも、ラインにある程度テンションがかかった状態で巻き取るようにしています。

ラインが緩んだ状態でスプールに巻かれるのをできるだけ避け、ある程度きっちり巻いておくことで、次のキャストでのバックラッシュも減らしやすいと感じています。

つまり、DCがブレーキを制御してくれるからといって、ベイトリールの扱いをすべてリール任せにできるわけではありません。

DCの恩恵を受けつつ、サミングやラインの巻き取り方にも気を配ることで、よりトラブルを抑えやすくなるというのが私の実感です。

昔のメタニウムMgDCを知っているからこそ感じる進歩

実は23 SLX DCが、私にとって初めてのDCリールというわけではありません。

かなり昔になりますが、同じシマノのメタニウムMgDCを使っていました。

そのため23 SLX DCを初めて投げたときに、

「DCってすごい!」

という新鮮な感動があったわけではありません。

それよりも感じたのは、

「今はSLXにもDCが搭載されるようになったんだな」

ということでした。

23 SLX DCのDCブレーキについては、実釣で使ううえで必要十分な性能だと感じています。

以前は上位モデルで使っていたDCを、現在は比較的手を出しやすいSLXでも使える。

長く釣りをしている人間としては、そこに技術の進歩を感じました。

2年以上使ってもゴリ感や異音は出ていない

2024年5月に購入してから2年以上使っていますが、私の個体では今のところ大きなトラブルはありません。

ゴリ感や気になる異音もなく、大きな故障も経験していません。

しかも、特別なメンテナンスを頻繁に行っているわけではありません。

基本的には釣行後の日常的な注油程度で、購入後まだオーバーホールにも出していません。

もちろん、これは私が所有している1台についての結果です。

「23 SLX DCなら必ず2年以上ノートラブル」と言えるものではありません。

それでも、実際に2年以上使用して現在も問題なく使えていることには満足しています。

多少の傷や使用感もありますが、それも長期間実際に釣りで使ってきた結果です。

23 SLX DC 70HGの良かったところ

2年以上使ったうえで、良かったと感じているのは主に次の点です。

・3/8〜3/4oz程度なら気持ちよくキャストできる
・十分な飛距離が出る
・DCによってバックラッシュを減らしやすい
・比較的手を出しやすい価格帯でDCを使える
・2年以上使っても大きな故障がない

特に「DC搭載リールだから特別」というより、普段のバス釣りで普通に使いやすいことを評価しています。

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23 SLX DC 70HGで気になったところ

大きな不満ではありませんが、1/4oz程度まで気持ちよく扱えれば、さらに使用範囲が広がったと思います。

また、繰り返しになりますが、DCだからバックラッシュを気にしなくていいわけではありません。

向かい風や軽いルアーではキャストに気を使いますし、油断すると大きなバックラッシュを起こすこともあります。

「DC=誰が投げても絶対にバックラッシュしないリール」と考えて購入すると、少しイメージが違うかもしれません。

23 SLX DCはこんな人に合いそう

2年以上使った経験から考えると、

・DC搭載ベイトリールを使ってみたい
・3/8〜3/4oz程度のルアーをよく使う
・飛距離とバックラッシュの抑えやすさを両立したい
・高価格帯のDCリールまでは必要としていない

といった人なら検討しやすいリールだと思います。

一方、1/4oz以下の軽量ルアーを中心に快適に投げたいのであれば、リールだけでなくロッドやラインを含め、別のタックル構成も比較した方がいいでしょう。

まとめ|2年以上使っても十分満足している

23 SLX DC 70HGを2024年5月から2年以上使ってきました。

BLAZON C610M-2+フロロ12〜14lbという私の環境では、特に3/8〜3/4oz程度のルアーが扱いやすく、十分な飛距離が出ています。

DCブレーキのおかげでバックラッシュも減らせていると感じます。

一方、DCだから何も考えずに投げられるわけではありません。

向かい風や軽いルアーでは注意が必要ですし、キャスト中のサミングや、ルアー回収時にラインへ適度なテンションをかけながら巻き取ることも意識しています。

また、個人的には1/4oz程度まで、もう少し快適に扱えれば理想的でした。

それでも、日常的な注油程度で2年以上使い、今のところゴリ感・異音・大きな故障もありません。

昔メタニウムMgDCを使っていた私としては、DCそのものへの驚きよりも、この価格帯のリールで必要十分なDCを使えるようになったことに進歩を感じています。

これからも普段のバス釣りで使い続けたいと思えるリールです。

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