モバイルバッテリーを購入するときに迷いやすいのが、
「10000mAhと20000mAh、どっちを選べばいいの?」
という容量の違いです。
私自身、屋外でiPhone 14を充電する目的で、20000mAhのELECOM「EC-C07BK」を購入しました。
大容量なのでバッテリー切れに対する安心感はあります。
しかし、実際に使ってみて気になったのが「重さ」です。
EC-C07BKを自宅で測ってみると実測438g。
持ち運べないほどではありませんが、毎日バッグに入れるとなると、個人的にはかなり重く感じます。
そこで今回は、10000mAhと20000mAhでは何が違うのか、容量・重さ・持ち運びやすさ・用途などから比較してみます。
10000mAhと20000mAhの大きな違い
一番分かりやすい違いは、もちろんバッテリー容量です。
20000mAhは10000mAhの2倍の容量があります。
ただし、モバイルバッテリー選びでは、
「容量が2倍だから20000mAhの方がいい」
と単純に考えるのはおすすめできません。
容量が増えれば、その分だけ本体が大きく、重くなる傾向があります。
そのため、
10000mAhは「容量と携帯性のバランス」
20000mAhは「携帯性より容量と安心感」
を重視する場合に選びやすい容量だと思います。
10000mAhと20000mAhを比較
大まかな違いをまとめると次のようになります。
| 比較項目 | 10000mAh | 20000mAh |
|---|---|---|
| 容量 | ○ | ◎ |
| 持ち運びやすさ | ◎ | △〜○ |
| 重量 | 比較的軽い | 重くなりやすい |
| 日常の外出 | ◎ | ○ |
| 長時間の外出 | ○ | ◎ |
| 旅行・出張 | ○ | ◎ |
| 防災用 | ○ | ◎ |
| 複数機器の充電 | ○ | ◎ |
※実際の重量・サイズ・出力などは製品によって異なります。
毎日の持ち運びを重視するなら10000mAh、大容量による安心感を重視するなら20000mAhというのが、一つの分かりやすい考え方です。
重量はどれくらい違う?
私が20000mAhを使ってみて、特に重要だと感じたのが重量です。
同じシリーズで比較すると違いが分かりやすい例があります。
Anker Zolo Power Bankの22.5Wモデルでは、
10000mAh:約229g
20000mAh:約391g
となっています。
その差は約162gです。
もちろん、すべての製品がこの重量になるわけではありません。
しかし容量が増えるほど重量も増えやすいことは、購入前に知っておいた方がいいでしょう。
私が使用している20000mAhのEC-C07BKはメーカー公称約435gで、実際に測ったところ438gありました。

バッグに入れること自体は問題ありません。
ただ、毎日持ち歩くとなると、この重さはかなり気になります。
20000mAhモデルの重量については、主要5製品を別の記事でも比較しています。
【20000mAhモバイルバッテリー主要5モデルの重量比較】
充電できる回数は単純に2倍とは限らない
10000mAhと20000mAhを比較すると、
「容量が2倍ならスマートフォンを充電できる回数も完全に2倍になる」
と思うかもしれません。
しかし、実際にはそれほど単純ではありません。
モバイルバッテリーからスマートフォンへ電力を送る際には、電圧変換などによるロスが発生します。
さらに、スマートフォン側のバッテリー容量や充電中の使用状況などによっても、実際に充電できる回数は変わります。
そのため、
「10000mAh÷スマートフォンのバッテリー容量=充電回数」
という単純な計算はできません。
メーカーが公表している充電回数についても、あくまで一定の条件下での目安として考えた方がいいでしょう。
10000mAhが向いている人
10000mAhが向いているのは、容量よりも持ち運びやすさとのバランスを重視したい人です。
例えば、
・毎日モバイルバッテリーを持ち歩きたい
・通勤や通学で使いたい
・日帰りのお出かけが中心
・スマートフォンの予備電源として使いたい
・バッグをできるだけ重くしたくない
といった使い方です。
私自身、438gの20000mAhモデルを使ったことで、
「毎日持ち歩くなら、もう少し容量を減らして軽くするのもありだな」
と感じるようになりました。
大容量が必要ないのであれば、10000mAhの方が使いやすい人は多いと思います。
20000mAhが向いている人
一方、20000mAhは容量による安心感を重視する人に向いています。
例えば、
・屋外で長時間スマートフォンを使う
・充電できない環境で過ごす時間が長い
・旅行や出張で使いたい
・スマートフォン以外の機器も充電したい
・災害時の備えとして用意したい
といった場合です。
私がEC-C07BKを購入したのも、屋外で仕事をするときにiPhone 14のバッテリー切れを心配したくなかったからです。
その点では20000mAhを選んだことに満足しています。
一方で、実測438gという重さは明確なデメリットでした。
つまり、
「重くても容量を取るか」
「容量を減らして軽さを取るか」
という部分が、10000mAhと20000mAhを選ぶときの大きなポイントになると思います。
防災用なら20000mAhの安心感は大きい
普段の持ち運びとは別に考えたいのが、防災用途です。
自宅などに置いておくのであれば、日常的にバッグへ入れて持ち歩く場合ほど重量を気にする必要はありません。
そのため、大容量の20000mAhは防災用としても選択肢になります。
私自身、EC-C07BKを毎日持ち歩く頻度は現在それほど高くありませんが、
「災害時のために家に大容量バッテリーが1台ある」
という安心感はあります。
ただし、防災用として保管する場合でも、長期間放置するのではなく、定期的にバッテリーの状態や残量を確認しておきたいところです。
私ならどう選ぶ?
実際に20000mAhのモバイルバッテリーを購入して使った現在なら、用途によって選び分けます。
毎日バッグに入れて持ち歩くことを最優先するなら、10000mAh。
長時間の外出や、充電できない環境で使うことが多いなら20000mAh。
自宅で防災用として保管する場合も、私は20000mAhを選びます。
20000mAhを購入する前は容量をかなり重視していました。
しかし実際に438gの製品を持ち歩いたことで、「重量も容量と同じくらい確認した方がいい」と感じるようになりました。
20000mAhの中にも比較的軽い製品はあるので、大容量が必要だからといって重さを諦める必要はありません。
私が使っているEC-C07BKについて
私が実際に使っているのは、ELECOMの20000mAhモバイルバッテリー「EC-C07BK」です。
購入時の価格は3,490円でした。
容量の大きさと価格には満足していますが、実測438gという重量についてはかなり気になりました。
実際のサイズ感やiPhone 14との比較、良かったところ・気になったところについては、実機レビューで詳しく紹介しています。
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まとめ|持ち運びなら10000mAh、容量重視なら20000mAh
10000mAhと20000mAhには、それぞれメリットがあります。
毎日持ち歩くのであれば、比較的軽量な10000mAh。
長時間の外出や旅行、防災などで容量を重視するのであれば20000mAh。
という考え方が分かりやすいと思います。
私自身は20000mAhのEC-C07BKを購入し、大容量による安心感には満足しています。
その一方で、実測438gを実際に持ち歩いたことで、モバイルバッテリー選びでは容量だけでなく重量も非常に重要だと感じました。
「大きい方が安心だから20000mAh」と決めるのではなく、
自分はどれくらい充電するのか。
毎日持ち歩くのか。
多少重くても容量を優先したいのか。
こうした使い方を考えてから容量を選ぶと、自分に合ったモバイルバッテリーを見つけやすくなると思います。
20000mAhモデルの重量差が気になる方は、主要5製品を比較した記事も参考にしてみてください。